2024年03月18日 ハイブリッド車とガソリン車とバッテリー車の販売予想

国内での販売予想ですが、恐らくバッテリー車は鳴り物入りだけど流行らない(売れない)と思いますね。
要因はたくさんあります。
・充電インフラ設備がないこと
・充電時間が長いこと
・極寒地では役立たないこと
・地域電力に余力がないと停電が発生する可能性があると言うこと
・初期費用が高いのとバッテリーの劣化が他の車と比べると高いこと
・etc...etc...

ハイブリッド車とガソリン車で話題になるのがガソリン代ですが、これは正直言って価値観の違いです。
ただ、大きな違いは13年以上保有し続けても自動車税が上がらないと言った所でしょうか。
この自動車税制度もいつまで続くか分かりませんが、現時点ではハイブリッド車が優位性に立っています。
「じゃぁ、バッテリー車はどうなんだ?」と問われますと、調べてみたところ免税です。
「だったら、維持費的にバッテリー車が優位性高いだろ!」となります。
ところが、日常的に長距離を乗っている人からすると、電池の残量が気になりますし、何よりも充電がハイブリッド車とガソリン車よりも長いです。
たまにしか乗らない。年に5000km位乗ったら良い方。と言う人は、バッテリー車でも良いかもしれません。が遠出は諦めるしかありません。
セカンドカーに良いかも知れませんが、セカンドカーに200万円以上を出すのはある一定の所得層じゃないと難しいでしょう。
ただ、税制面において現時点では維持するだけでも免税なので、維持費は実質0円に近いです。

無茶苦茶矛盾しているじゃん。と言いますが、何よりもインフラ設備が貧弱なことをよく考えてから買わないと後悔するということです。

さて、ハイブリッド車とガソリン車の優位性ですが、正直短期間の乗り替えならガソリン車で充分です。
1500ccのハイブリッド車と4000ccガソリン車の違いくらい分からないと思います。
同じ1500ccのガソリン車とハイブリッド車では、ハイブリッド車の方が維持費とか燃料代とか関係無く運転が楽です。
低回転からモーターアシストしているので、「すんげートルクあるな。」と言うことを同じ排気量でも感じさせてくれます。
「それなら、1500ccのターボ車でも良いじゃん。」と言います。それもそれで有りです。
しかし、昔のようなドッカンターボではないので、燃費が極端に劣化することがありません。
けど、オイル交換は普通のガソリン車やハイブリッド車と比べると短いので維持費の面で不利でしょう。

日本の場合、ガソリン車を13年、18年持ち続けると自動車税が極端に上がります。
それが、ハイブリッド車では現時点ではそのままです。
トータル的な維持費から考えると、ハイブリッド車の方が優位性高いように考えています。
「ハイブリッドの電池交換も高いのでは?」と言う指摘がありますが、その点バッテリー車よりは安いでしょう。

なんか自分で書いていて支離滅裂になってきているのですが、とどのつまりこれからの時代も日本では「ハイブリッド車が主流でガソリン車が徐々になくなっていく。バッテリー車が主流になるのは厳しい。」
と言うのが最適解です。

しかし、排ガス規制は年々厳しくなってきていますので、ハイブリッド車がいつまでも天下を取るとは思っていません。
その次に来るのは、水素ガス自動車です。
排気は水だけなので完全にクリーンです。
充填もガソリン車やハイブリッド車とあまり変わらないとも聞きます。
明らかにバッテリー車よりは、はるかに優位性が立っています。
問題は価格でしょう。
もし同価格でバッテリー車と水素車のどちらかを選べ、と言われると私は迷わずして水素車を選びます。
水素車も水素をエンジンとして使うのか、プラグインハイブリッドとして使うのかで変わりますが、何と言っても充填時間が異なります。
多少ガソリンよりも高くても早く終わるなら、バッテリー車は先ず論外になります。

近い将来、バッテリー車の充填が3分で終わるような技術革新があるならば、その勢力図は変わってきそうですけれども、そうなると問題は地域配送電になるでしょう。
ただでさえ、原発アレルギーのある日本では、もし一斉にバッテリー車に乗り換えられたとしたら、大都市圏を中心に停電が発生するでしょうね。
なので、水素ガス自動車が次世代としてくると私は予想します。