昨日今日と、相次いで訃報を知ってショックを隠しきれなくなった。
鳥山明さんと言えば、Dr.スランプアラレちゃん、ドラゴンボールと有名である。
TARAKOさんと言えば、数々の作品で声を充てたなかで、ちびまる子ちゃんである。
どちらも日本のコンテンツで多大に影響を与えたではないだろうか?
特に私はやったことないけれども、鳥山明さんと言えばドラゴンクエストのキャラクターを作った(全部じゃないと思うけど)人である。
ドラゴンボールは、少しだけ読んだのとテレビでも見たことがある。

今から50年前の60代なら、「よー生きてきたなぁ。」だが、今は「まだまだこれから!」な風潮がある。
よく考えたら、自分もそんな年になってきたので、昭和から活躍していた人達が還暦を過ぎでもおかしくはない。
とは言え、医療が進歩してもこうしてある日突然訃報を聞かされることになる。

作品も凄いけれど、アニメに声を充てる声優さんも凄い。
80代でも現役でいられるのだから、訃報を聞かされるときに驚かされる。
だって、声だけでその人の印象が先入観されてしまうのである。
誰だったか、「声優は表に出てはいけない。常に裏方役。それは、そのキャラクターのイメージを崩してしまうから。」と。
確かにそうだ。キャラクターと本人のギャップが大きすぎてしまいかねないから、キャラクターを大事にしたいという生き方なんだろう。
今、平日の朝に地方テレビで「らんま1/2HDリマスター版」を放送されているのだが、八宝斎を演じている永井一郎さんが、サザエさんの磯野波平さんと同一人物と思う人はどれだけいるだろうか。
磯野波平さんがカツオにいつも「ばっかもん!」と言っているのに対し、八宝斎では「あかねちゃんのパンティー♥」と平然と言っているのだ。
役柄仕方ないけれど、このギャップにはいつも驚かされる。

漫画家さんも声優さんも体調管理はきちんとしてもらいたい。
いつまでも現役でいてほしいのは私の勝手な思いなのだろうか。