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Winny映画を視てきました

ただ一言。

「警察も検察も信じたらダメだ。」

これに尽きる。
著作権違反幇助の罪で逮捕された故金子勇氏。
私のカテゴリーでもWinnyを入れてますが、当時は本当に漏れに漏れて日本中大騒ぎでした。
あ、私は最初から興味なかったので一切触っていないです(笑)


それで、この映画の感想を書くならば



完全に不完全燃焼



私は鑑賞する前に、「無罪を勝ち取るまでのストーリー」だと思ってました。
なので、一審の判決で終わるのは、あまりにも不完全燃焼なんですよ。
これは、3部作(地裁・高裁・最高裁)にしてでもやって欲しかった。
それ位、全然物足りなくて不完全燃焼で終わりました。
ちゃんとフォローはありましたけどね。


この映画を通して胸が熱くなったのは、弁護士との接見で通帳を見せたシーンですね。
これは、予告編でもありましたけれど、やっぱり劇場で前後を視ていると胸が熱くなりました。


この映画にはサイドストーリーがあるのですが、最初何と関係があるんや?と思っていたのですが、そこに結びついたのですね。
新聞記者も「Winny」やっとんかいっ!と思ったのですが、情報源をあらゆるところから張り巡らせていたんですね(笑)


意外にも観客の入りが少なくて、たまたまWBC準決勝だったからかも知れませんが、無罪を勝ち取るまでのストーリーにして欲しかったなあ。と思います。
一審の判決までの内容は、故金子勇氏という人物像がよく分かり物凄く良かったですよ。
故金子勇氏は、少年の心を持った青年なんだなぁ。と演技を見て思いました。


そして、この映画を見て改めて気付きました。


警察の甘言に乗ってはダメだ。


と言う事を。
いや、本当に自分が悪い事をしたのなら罪を認めなければなりませんが、この映画のようにそう言うつもりでソフトを作成しただけで、著作権違反幇助の罪にするのはとんでもないなぁ。と。
「いやいや、そういうソフトだろ。」
と反論があるかも知れませんが、それなら映画の作中通り、「包丁を作った人を殺人幇助の罪に問えるのか?」と言う事ですよ。


そして、警察や検察が裁判で都合の良いように進めるストーリーを作らせるプロフェッショナルであること。
よく分かる映画でした。


更に残念なことに、この分野でトップを走っていた日本は、完全に世界から取り残されてしまいました。
本当に残念だ。


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Posted by いぐぅ 18:00 | ニュース::Winny関連 | comments (0) | trackback (0)
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