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雨降って地固まる
職員に対する「火つけてこい!」の録音データが去年1月、突然表に出て日本中から袋だたきにあい、市長を辞職した。
暴言市長報道から一転。
今の政策評価をするのは次の選挙だけど、明石市民は住んで良かったと思える街になりそうですね。

迅速に「困っている市民に手を差し伸べる」。注目を集める明石市“暴言”市長のコロナ対策

現在の明石市市長の泉氏は、市民目線による様々な施策を矢継ぎ早に実行している。
メディアに取り上げられやすいのは、やはりあの暴言発言があってからのこと。
あれが無ければ、以降の辞任からの再出馬、2019年統一地方選挙の無投票勝利、そして、養育費の立て替えなど、口だけの政治家とは全然違う。
責任を取るところではしっかりと取り、やれるところは迅速且つ速やかに行動に移す。

これこそが、政治手腕と言われるのではないだろうか。

今回の新型コロナ対策で、各都道府県知事の手腕が大きくクローズアップれているけれど、同じ関西で大阪府知事の働きと、この明石市長の働きも同列に語っても良いのではないか。
うちは、NHK神戸放送局のニュースをたびたび見るんだけど、時々明石市の政策が報道されるときは、その殆どが子育て世帯向けである。


こうした成果が、子育て世代や若者の流入により人口増加へと結び、地価も上昇しているという。

明石の住宅地、子育て施策で若い世帯の転入増 地価上昇けん引

災害非常時でも安心して暮らせる町ではないだろうか。
財源はどこから捻出しているのか気になるが、子育てを投資としてやっているのなら、とても良いビジネスモデルじゃ無いかな。
老人ばかり優遇しても、消費は細るし税収は増えない。
そして、税金や社会保険料を払う働く世代は逃げていく。
これでは悪循環である。


明石市の泉房穂市長は、後世に名を残す名物市長、名士になるのでは無いだろうか。
私はそんな気がしてならない。


この人の政歴をみると、民主党に属していたんですってね。
小泉郵政選挙で落選し、その間に社会福祉士の資格を取り、そして、明石市長選に出馬して現在に至る。
同じ民主党に名古屋市長の河村たかし市長もいた。
民主党に数少ない逸材が、こうして市町村において活躍されているのは、非常に勿体ない気もするが、現状なんでも反対野党第一党となっているのでは、地元で活躍された方が市民にとって百万倍良いか。

これからも、ますますの市民のための政治に尽力することを祈念します。


国のコロナ経済対策が酷評される中、注目を浴びる明石市独自の取り組み

 国のコロナ経済対策が、困っている人々にまったく届かない。プレジデント・オンラインでは「Too Little, Too Late, Too Fake(少なすぎ、遅すぎ、嘘すぎ)」と最大級の酷評を浴びている。「Too Fake」なんて言葉は、これまで見たこともない。

 そんな安倍政権への怨嗟の声が高まる中、逆に賞賛を浴びている市長がいる。兵庫県明石市の泉房穂市長だ。

 例えば「デイリー新潮」は、泉市長のことをこう評している。

「弁護士、社会福祉士の経験がものをいったか、このコロナ禍での対応が高い評価を受けている」

 ハフポストはこう書いている。

「明石市の独自の取り組みが話題に。Twitterでは歓迎の声も上がっている」

 いったいどんな施策なんだ? 明石市のウェブサイトを見ると、4月16日に市長が会見で発表したコロナ対策の補正予算案の説明資料がある。その冒頭に「補正予算のポイント」と「3つの緊急支援策」が箇条書きで列挙され、続いてこんな言葉がある。

「困っている市民に手を差し伸べるのが行政の使命・役割」

 まさにその通りでまったく同感だ。こういうメッセージが広報資料に書いてあるのは初めて目にした。それだけの覚悟を示したということだろう。これは真意を聞きに行くしかない。

“暴言”市長は大学の同級生で、NHKの同期

 明石市の泉市長という名前に覚えがない方も、「あの“暴言”で有名な」と言えば「ああ、あの!」と思い出されるだろう。職員に対する「火つけてこい!」の録音データが去年1月、突然表に出て日本中から袋だたきにあい、市長を辞職した。だがその後の出直し選挙で、7割を超える圧倒的得票率で見事に返り咲いた。

 実は泉は私の大学の同級生。その後同じように留年し、同じ年にNHKに入った同期でもある。もっとも泉は早々と1年でNHKから転職し、その後、弁護士→民主党衆議院議員→郵政選挙で落選→社会福祉士の資格取得→明石市長に69票の僅差で初当選、と歩んでいる。

 泉は市長になってからも時折クラス仲間の呑み会に顔を出す“呑み友”でもある。だから泉との会話は「市長への取材」というより「友人同士の会話」のようになる。

名文句は市長の“手書きメモ”から始まった

 4月23日午後、明石市役所の市長応接室で待っていると、泉が「お~、お待たせ」と言いながら入ってきた。もちろんマスク姿だ。応接テーブルを挟んで、ソーシャル・ディスタンスを保ちながらの取材である。

 私は冒頭からツッコんだ。

――お前さあ、広報文に「困っている市民に手を差し伸べるのが行政の使命・役割」って、これスローガンやろ? 書いてることには同意するけど、よう書いたなあ。

泉:いや、これにはわけがあるんや。今回の補正予算は、もともと私が「こんなことやろう」とアイディア出して、紙に手で走り書きして職員に渡したんや。でもこの緊急対策を急いで始めるには、職員も休日返上で頑張ってもらわな間に合わん。だから職員のやる気を鼓舞するために、あれを紙に書いて渡したんよ。「困っている市民に手を差し伸べるのが行政の使命・役割」やから、頑張ってくれという意味を込めて。そしたら、できあがった広報資料にもそのまま書いてあったわけ。

 その手書きのメモを泉が職員に渡したのは、緊急事態宣言が出された4月8日のこと。「困っている市民」と「行政の使命・役割」の文字が四角く囲って強調してある。

 そして他の2枚の紙には、以下の「具体策」が手書きされていた。

<補正予算のポイント>
1.感染症対策の徹底
2.市民生活への緊急支援
(個人商店、ひとり親家庭など)
3.弱者へのセーフティ・ネット
(高齢者・障害者・子どもへの配慮など)

<3つの緊急支援策>
1.個人商店に、すぐに100万円
来週中に、賃料2か月分を緊急支援
2.ひとり親家庭に、さらに5万円
5月分の児童扶養手当に上乗せ(約10万円支給)
3.生活にお困りの方に、さらに10万円
生活福祉資金利用者への追加支援

 これらのアイディアはすべて泉が出した。しかし、それを肉付けして手続きを定める職員がいなければ、施策は実施できない。泉のメモを受けて市の職員が急ピッチで作業を進めた結果、明石市は8日後の16日、緊急事態宣言が全国に拡大されると同時に、独自の緊急支援策を打ち出すことができた。そして21日には支援金の予約の受付を開始し、24日には振り込みを始めている。実に素早い。

泉:とにかくスピードが大事やから。支援が必要な人はみなせっぱつまってるんや。今すぐせな意味ないやん。

 そう。緊急支援は「すぐやる、すぐできる」じゃないと意味がない。

「支給」よりも、はるかに早く届く「融資」で支援

 緊急支援策の柱は何と言っても「個人商店に、すぐに100万円」。これも「すぐに」というのが重要だ。だが「融資」だから、いずれは返済する必要がある。

――「すぐに100万円」は素晴らしいんやけど、知り合いの呑み屋の大将に話したら、最初は「おっ」て言ったけど、よく見て「なんや、貸し付けか」と言ってたで。なんで「支給」にしなかったん?

泉:それ、よう言われるんやけどな。結論からいくと、支給より融資がはるかに早いんや。税金でやることやから、支給やと条件とか審査とかいろいろあって、結局すぐには出せない。でもコロナでお金が必要な人は、今すぐ払わなあかん家賃がない。今すぐお金がほしい。となると融資なんやな。融資ならいずれ返済されるから、対象をぐっと広げることができるし、すぐ出せる。

 実際、明石市の緊急支援金は申し込みから早ければ2日後には振り込まれる。貸し付けではあるが無利子・無担保で、返済は1年間据え置き。1年後から3年かけて返済すればよい。これなら確かに借りやすい。

 対象となるのは、明石市内で店を借りて営業している個人店主。呑み屋やスナックなど夜の営業店も含まれる。家賃が融資の対象だから、家賃のかからない自前の店は含まれない。そして上限は月に50万円で、2か月分で100万円だ。これはなぜだろう?

泉:実際に商店街を回ったんやけど、何が困ってるって、家賃が払われへん、という声が多かった。家賃が払えなかったら店をたたむしかない。従業員も路頭に迷う。だから家賃を支援することにした。上限額はな、行政がやる以上どこかで線引きせなあかん。これもいろんなとこで聞いたんや。そしたら、明石市内のお店で家賃が50万円を超えるのは、ほとんど大手のチェーン店しかないことがわかった。だから上限を月50万円にすれば、明石市民が営業する個人商店や飲食店はほぼカバーできるんや。

 市長自らの地道な“取材”による裏づけがあった。実によく考えてある。


「ひとり親家庭に5万円」と「個人商店に100万円」は表裏一体

 もう一つの柱が、「ひとり親家庭への5万円追加支給」だ。毎月支給される児童扶養手当に5万円を上乗せする。こちらは「支給」だから返済の必要はない。

――これはいいよね。そもそも経済的に苦しいことの多いひとり親家庭に、四の五の言わずポンと5万円。これはどこから思いついたん?

泉:これは実は個人商店への支援と裏表なんや。特に夜の呑み屋やスナックでは、ひとり親家庭のお母さんがかなり働いている。商店街を回ると店の経営者が「うちらも大変やけど、従業員はもっと大変なんや」という声をよく聞いたんよ。営業自粛すれば売り上げがないから、給料もなかなか払えない。あげく店がつぶれたら、そこで働く人たちも収入を失って今以上に苦しくなる。それはあかん。「困っている市民に手を差し伸べる」というのは、こういう時のためにある言葉や。だからとにかく、経済的に弱い立場にあるひとり親家庭に現金を支給する。店がつぶれないように家賃を支援するのも、結局はひとり親家庭を支援することにもなる。そういう意味で表裏一体なんや。

 行政の施策は、こういう発想のもとで進めてもらいたいものだ。

“暴言”の舞台裏には、市民の安全を思う気持ちがあった

 泉は“暴言”で一躍全国に名をはせた。「火つけてこい!」は確かに“暴言”だ。だが発言には前後がある。あの発言は、市民が亡くなる事故が起きた道路の拡幅工事が用地買収の難航で一向に進まないことにいら立ち、担当職員を叱責する中で飛び出した。

「7年間、何しとってん。アホちゃうか? すまんですむか。立ち退きさせてこい。お前らで。きょう火つけてこい! 燃やしてしまえ。ふざけんな。今から建物壊してこい」

 こうして直前直後を聞いても“暴言”は“暴言”だ。だが泉はこの後、こんなことも言っている。

「ここは人が死にました。角で女性が死んで、それがきっかけでこの事業は進んでいます。ホンマに何のためにやっとる工事や。安全対策でしょ。(担当者)2人が行って難しければ私が行きますけど。私が行って土下座でもしますわ。市民の安全のためやろ。腹立ってんのは、何を仕事しとんねん。しんどい仕事やから尊い。相手がややこしいから美しいんですよ。一番しんどい仕事からせえよ。市民の安全のためやないか」(一部抜粋)

 まさに市民目線のアツい発言だ。だから“暴言”を浴びせられた当の職員とは、その後わだかまりはないという。

 しかもこの発言は発覚の1年半も前のもの。その録音データが、なぜ市長選挙の3か月前になって飛び出したのか? しかも問題の箇所を切り取り、マスコミ各社に一斉に送りつけられる形で……子どもでもわかる。

 だから市民は圧倒的な支持を泉に寄せた。

泉…………80795票
次点候補…………26580票

 ダブルどころかトリプルスコアで、報道各社が投票終了の20時と同時に当確を打つ“瞬殺”だった。

泉市長「選挙開始1時間で勝利を確信した」

 私はイジワルく聞いてみた。

――お前、計算してたでしょ? 市民は圧倒的に支持してくれる。だから出直し選挙で圧勝して、その1か月後の任期満了選挙で対立候補は出てこない。出られない。そこまで計算して出たんだろ?

 自分が辞めた後の出直し選挙で再選されると、任期はもともとの任期満了までしかない。だから泉の場合、再選されても残り任期は1か月しかない。すぐに次の選挙になるから税金のムダになると批判されていた。

泉:いや、ホンマに自信なかった。辞職してからずっと地元を離れて別の場所に蟄居しとったんや。東京のマスコミは「この暴言市長、とんでもない」と批判を繰り返す。でも地元からは「みんなわかってる。早う帰ってこい」という声が届く。それで結局(出直し選)告示の3日前になって再出馬を決意して立候補したんやけど、告示日になっても自信なかった。でもな、立候補して街頭に出たら反応が凄いんよ。「市長、よう出てくれた。わかってるで。みんな応援してる。がんばって!」って、めちゃくちゃ応援がアツいんや。だから選挙開始1時間で「これは勝てる」と確信したわ。

「Too Fake」とは大違い。市民目線の政治家が我が国のコロナ担当だったら……

 私はさらにイジワルな質問を重ねた。

――お前さあ、郵政選挙で落選(2005年)した時に奥さんに「2度と選挙には出ません」って約束したそうじゃない。それがまた明石市長選挙に出て(2011年に初当選)、しかも69票差という薄氷を踏む勝利で。

 これは同級生の間では有名な“逸話”である。

泉:いやいや、あれはな。落選した後に一弁護士に戻って仕事してて、2人目の子どもがほしいな、と妻に話したら「子どもを育てるなら選挙なんてできないわよ。2人目の子どもにするか、選挙にするか、どちらかにして」と言われて、「子どもにします」と。そう答えて2人目の子どもが生まれたんや。その子が4歳になって、もうそろそろいいかな、と思って選挙に出たんよ。妻もわかってくれてる。

――お前、言い訳が政治家みたいになってるよ(笑)

 そうは言ったが、実は私はすでにウラを取っていた。泉が出直し選で勝利を決めた直後、私は選挙事務所に駆けつけた。泉はすでにお礼のあいさつ回りに出た後だったが、奥さんが残っていた。そこで奥さんにお祝いを述べるとともに、そのことを尋ねていたのである。奥さんは、泉と同じことを話した。だからこの泉の言葉にウソはない。「Too Fake」と言われるどこかの政治家とは違って。

 ところで、この明石市を含む兵庫9区選出の衆議院議員をご存じですか? 街中でポスターを見かけるこのお方。西村康稔・経済再生担当大臣です。政府のコロナ対策の担当ですね。なんか、すっごく皮肉な感じだなあ。

 市民目線の政治家である泉が、我が国の総理大臣だったら、あるいはコロナ対策の担当だったら、我が国のコロナ対策ももう少しまともになっていたのではないか? そんなことを感じるが、それを言うと明石市民に怒られそうだ。

「何を言うんや。泉さんには明石市長でいてもらわな困る。そのために圧勝させたんや」

 明石市の皆さん、お気持ちはわかりますが、ここは全国民のために一つご容赦を。あくまで友人の感想にすぎませんから。

人民の、人民による、人民のための政治よ、永遠なれ

 泉の政治は「市民の、市民による、市民のための」が基本なのだと思う。どこかで聞いたフレーズでしょ? 奴隷解放で知られる米大統領リンカーンの有名なゲティスバーグ演説の一節、「人民の、人民による、人民のための政治」だ。この演説は次のように締めくくられている。

 government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.
(人民の、人民による、人民のための政治を、地上から決して絶滅させないために)

 人民の、人民による、人民のための政治は、我が国では絶滅しかけているように私には感じられる。コロナ対策の混乱はその象徴だ。

 しかし、明石市ではこれからも「市民の、市民による、市民のための政治」が続くに違いない。市民の市長に寄せる信頼が揺るがない限り。そして泉が政治姿勢を変えない限り、市民の信頼は揺るがないだろう。

<文/相澤冬樹>
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Posted by いぐぅ 06:00 | ざれごと | comments (0) | trackback (0)
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