先月末にマイナーモデルチェンジしたFIT3。
フルモデルチェンジから約4年。一昔前なら、普通にフルモデルチェンジです。
そのフィットが話題のHonda Sensingを付けて登場です。
早速、昨日試乗してきました。


マイナーモデルチェンジは、たいてい機能追加とエクステリアの小規模変更なのですが、販売てこ入れをするためか、4年前のダーティーイメージを払拭するために大幅に変えてきました。
フロントマスクがMC前よりも厳つく、蜂の巣マスクになり、ライト部分が細目になり、私好みのデザインです。
若干、MC前の面影を残しています。
↓こっちがMC前のFITさん↓

早速スタート。
いきなり上り坂スタートなのですが、EVで発進するのは、何となく以前と違うような気がします。
アクセルを踏み続けると20km/hを超えたところからエンジンがかかり始めました。
燃費を稼ぐためにプログラムを変えたのかな…?
次にHonda Sensingを試すためにクルーズコントロールをセット。
ちょうど、前車が走行していたのですが、ちゃんと車を認識し車間が狭まると減速してくれます。
そして、前車との車間が開くと速度が上がり、設定された速度まで回復します。
営業さんと話をして指摘されたのですが、皆さん勘違いされるのですが、Honda Sensingは前車を追従するのではなく、設定された速度まで回復するのです。
どっちにしてもこれは、いいやんけ。
特に長距離ドライブで高速道路を使う時には、絶対に重宝する。
今のクルマにもクルーズコントロールはありますが、前車と車間が狭まったら人間の判断でクルーズコントロールを解除し、車間が広がったらクルーズコントロールをセッとしてアクセルスイッチを押していました。
この部分をクルマが(と言うかソフトウェア)判断してやってくれるのです。
もう、前方と後方を視認して、右足はブレーキペダルに乗せておけば良いだけだわ。
さて、インテリア部分を見ましょうか。(MC前と比較したい人は、こちらをどうぞ。)

インパネはさほど変わっていませんが、右側のインフォメーションパネルがガラリと変わっています。
↓こっちがMC前のインパネ↓

手許のステアリングスイッチで色々変わります。


これらは一部だけです。
5種類くらいあったかな…。

エアコンは相変わらずタッチ式です。
この辺りがボタン式に変わってくれないかな…とつくづく思います。
多分、慣れたらそうでも無いだろうけど。
ナビはディーラーオプションのタイプでした。
これも可もなく不可もなし。
やっぱり、9インチナビを見ていると小さく、安物っぽく見えますね…。
右下の赤くPOWERと表示されているボタンは、エンジンスイッチです。
EXIGAの時もそうでしたが、これからはこれに変わっていくんでしょうね。

ギアは青から黒になりました。
やっぱりこの色が一番落ち着きます。
青は近未来的な連装をさせるのですが、ちょっとおもちゃチックなんですよね。


このモデルは、ナビ装着用スペシャルパッケージが搭載されているため、HDMIとUSB端子がそれぞれ付いています。
時代の趨勢からしてこの辺りの装備は当たり前になっていきそうですね。
HDMI端子はどちらかと言うとあまり要らない気がするんですけどね。
右側のECONボタンの下にも色々OFFマークボタンがありますが、これらはHonda Sensingをカットするためのようです。

ハンドルは、プレミアムブラウン・インテリアと言うオプションが付いているため、革巻きのステアリングでツートンです。
これは好みが分かれそう…。私は好きですが。
スイッチ類もたくさん付いています。
左から、ナビゲーション操作スイッチ、その上下はわかりません(^^ゞ
ステアリング左下の3つボタンは、上からBluetooth接続した携帯電話のオフフックボタン、オンフック/取消ボタン、発話ボタンです。
右は主にクルーズコントロールとHonda Sensing機能を操作するスイッチです。
クルーズコントロール機能を有効にするには、MAINボタンを押して、SETを押すだけです。
途中加速したい時はRESボタン、減速したい時はSETボタンを押します。
車線はみ出し機能を有効にしたい時は左下のボタンを押します。
CANCELボタンの右側のマークだけ何かわかりません(^^ゞ
ステアリング右下の3つのボタンは、上からインフォメーションパネルの前切替、セレクト(決定)とリセット、インフォメーションパネルの後ろ切替ですね。
これは、先代FIT2と変わっていません。
ステアリングスイッチがこれだけ付いてくると、正直老年世代にはパニックになるでしょうね。
どれも1ボタン1操作なので覚えればすぐに使えますけどね。



続いてシート。
これは、MC前と大きく変わったぞ!と書きたいポイント。
ホールド性がバケットタイプでスポーティーです。
昔のPreludeを思い起こさせるような感じ、いやそれ以上のシートと言っても良いです。
ツートンカラーなのは先程書いたのですが、これはオプションで標準はファブリックシートです。
でも、営業さんに聞いたところによるとどれも同じとのこと。
シートだけでも今のFIT2と変えたいなぁ。と言うくらい私好みです。
ただ、横幅に体格がある人には、窮屈に感じることは間違いないでしょう。
リアシートもただのリアシートではないですね。
3人掛けはきついかも知れませんが、2人なら十分じゃ無いかと思います。

ULTRシートは健在。この様に跳ね上げると背の高い荷物を立てられることも可能です。
この辺はFITの流れを組んでいますね。


最後にトランク部分。
この辺りは、普通以上でも以下でもないですね。
特筆する点は全くなく、かと言って悪い点もありません。
リアゲート部分との段差が少ないのが特徴ですかね。
総合的な感想ですが…。
前知識としてニュースリリースやホームページでチェックをして、静粛性と乗り心地向上と謳っていることから期待していたのですが、残念ながらさほどそれを感じることは得られませんでした。
確かにドアの厚みや閉めた時の重厚感はあったのですが、走行中の静粛性はコンパクトカーとしては普通かな。と言った感じです。
営業さんと話をして、あっ、なるほど。と得られたのは、フィットのようなハッチバック(オデッセイやステップワゴンのようなミニバンも含む)は、リアタイヤが室内に入り込んでおり、グレースやAccordのようなセダンは、トランク部分に収まっていることから、ロードノイズをどうしても拾ってしまうので仕方ないのではないか。とのこと。
近いうちに先週末にマイナーモデルチェンジをしたグレースを試乗する予定ですが、その聞き比べを検証してみようと思っています。
何と言っても、Honda Sensingが随分と有用な機能であることを実感したので、次買い換える時はそれが必須になるでしょうね。
いつになるか分かりませんが…(^^ゞ
さて、買いか否かの判定…。
ぶっちゃけ、オデッセイの搭載から始まったHonda Sensing。(間違っていたら御免。)
近所や都市間走行で高速道路は滅多に使わないひとなら、ガソリン車で十分。
グレードは13G・Fで良いでしょう。
ハイブリッドは要らないけど、年に数回高速道路を利用するなら、15XLですね。
ハイブリッドが欲しいなら、Hybrid L Honda Sensingが良いでしょう。200万超えだけど…。
多分、この辺りで購買層が大きく変わりそうですね。
ハイブリッドも欲しいし、Honda Sensingも欲しい人は最低でも250万は積まないと無理です。
これだと、海外のガソリン車でも買えちゃうかも知れません…。
ガソリン車を試乗していませんが、価格的に15XLが一番売れてもいいんじゃないかと思います。
15XLとHybrid Lの価格差が約20万円ですから、この辺が割り切りになると思います。
ぶっちゃけ、私はハイブリッド車は要らないかも。と思いますね。
ハイブリッド車を買うなら、もう30万円追加してグレースを買います。
分野が違うけど。
さてさて、今月末のホンダのニュース速報が楽しみです。
初速はハイブリッド車が売れまくると思いますが、満足度が高いのは15XLだと私は思いますよ。
ちなみに、RSですがこちらは完全に趣味性の高いクルマですので、爆売れは全くありません。
装備充実でMT車が欲しい!人向けのラインナップです(^^)
記事を評価してください(★1つ=悪い、★5つ=良い) この記事の平均評価:



(8人)
フルモデルチェンジから約4年。一昔前なら、普通にフルモデルチェンジです。
そのフィットが話題のHonda Sensingを付けて登場です。
早速、昨日試乗してきました。


マイナーモデルチェンジは、たいてい機能追加とエクステリアの小規模変更なのですが、販売てこ入れをするためか、4年前のダーティーイメージを払拭するために大幅に変えてきました。
フロントマスクがMC前よりも厳つく、蜂の巣マスクになり、ライト部分が細目になり、私好みのデザインです。
若干、MC前の面影を残しています。
↓こっちがMC前のFITさん↓
早速スタート。
いきなり上り坂スタートなのですが、EVで発進するのは、何となく以前と違うような気がします。
アクセルを踏み続けると20km/hを超えたところからエンジンがかかり始めました。
燃費を稼ぐためにプログラムを変えたのかな…?
次にHonda Sensingを試すためにクルーズコントロールをセット。
ちょうど、前車が走行していたのですが、ちゃんと車を認識し車間が狭まると減速してくれます。
そして、前車との車間が開くと速度が上がり、設定された速度まで回復します。
営業さんと話をして指摘されたのですが、皆さん勘違いされるのですが、Honda Sensingは前車を追従するのではなく、設定された速度まで回復するのです。
どっちにしてもこれは、いいやんけ。
特に長距離ドライブで高速道路を使う時には、絶対に重宝する。
今のクルマにもクルーズコントロールはありますが、前車と車間が狭まったら人間の判断でクルーズコントロールを解除し、車間が広がったらクルーズコントロールをセッとしてアクセルスイッチを押していました。
この部分をクルマが(と言うかソフトウェア)判断してやってくれるのです。
もう、前方と後方を視認して、右足はブレーキペダルに乗せておけば良いだけだわ。
さて、インテリア部分を見ましょうか。(MC前と比較したい人は、こちらをどうぞ。)

インパネはさほど変わっていませんが、右側のインフォメーションパネルがガラリと変わっています。
↓こっちがMC前のインパネ↓
手許のステアリングスイッチで色々変わります。


これらは一部だけです。
5種類くらいあったかな…。

エアコンは相変わらずタッチ式です。
この辺りがボタン式に変わってくれないかな…とつくづく思います。
多分、慣れたらそうでも無いだろうけど。
ナビはディーラーオプションのタイプでした。
これも可もなく不可もなし。
やっぱり、9インチナビを見ていると小さく、安物っぽく見えますね…。
右下の赤くPOWERと表示されているボタンは、エンジンスイッチです。
EXIGAの時もそうでしたが、これからはこれに変わっていくんでしょうね。

ギアは青から黒になりました。
やっぱりこの色が一番落ち着きます。
青は近未来的な連装をさせるのですが、ちょっとおもちゃチックなんですよね。


このモデルは、ナビ装着用スペシャルパッケージが搭載されているため、HDMIとUSB端子がそれぞれ付いています。
時代の趨勢からしてこの辺りの装備は当たり前になっていきそうですね。
HDMI端子はどちらかと言うとあまり要らない気がするんですけどね。
右側のECONボタンの下にも色々OFFマークボタンがありますが、これらはHonda Sensingをカットするためのようです。

ハンドルは、プレミアムブラウン・インテリアと言うオプションが付いているため、革巻きのステアリングでツートンです。
これは好みが分かれそう…。私は好きですが。
スイッチ類もたくさん付いています。
左から、ナビゲーション操作スイッチ、その上下はわかりません(^^ゞ
ステアリング左下の3つボタンは、上からBluetooth接続した携帯電話のオフフックボタン、オンフック/取消ボタン、発話ボタンです。
右は主にクルーズコントロールとHonda Sensing機能を操作するスイッチです。
クルーズコントロール機能を有効にするには、MAINボタンを押して、SETを押すだけです。
途中加速したい時はRESボタン、減速したい時はSETボタンを押します。
車線はみ出し機能を有効にしたい時は左下のボタンを押します。
CANCELボタンの右側のマークだけ何かわかりません(^^ゞ
ステアリング右下の3つのボタンは、上からインフォメーションパネルの前切替、セレクト(決定)とリセット、インフォメーションパネルの後ろ切替ですね。
これは、先代FIT2と変わっていません。
ステアリングスイッチがこれだけ付いてくると、正直老年世代にはパニックになるでしょうね。
どれも1ボタン1操作なので覚えればすぐに使えますけどね。



続いてシート。
これは、MC前と大きく変わったぞ!と書きたいポイント。
ホールド性がバケットタイプでスポーティーです。
昔のPreludeを思い起こさせるような感じ、いやそれ以上のシートと言っても良いです。
ツートンカラーなのは先程書いたのですが、これはオプションで標準はファブリックシートです。
でも、営業さんに聞いたところによるとどれも同じとのこと。
シートだけでも今のFIT2と変えたいなぁ。と言うくらい私好みです。
ただ、横幅に体格がある人には、窮屈に感じることは間違いないでしょう。
リアシートもただのリアシートではないですね。
3人掛けはきついかも知れませんが、2人なら十分じゃ無いかと思います。

ULTRシートは健在。この様に跳ね上げると背の高い荷物を立てられることも可能です。
この辺はFITの流れを組んでいますね。


最後にトランク部分。
この辺りは、普通以上でも以下でもないですね。
特筆する点は全くなく、かと言って悪い点もありません。
リアゲート部分との段差が少ないのが特徴ですかね。
総合的な感想ですが…。
前知識としてニュースリリースやホームページでチェックをして、静粛性と乗り心地向上と謳っていることから期待していたのですが、残念ながらさほどそれを感じることは得られませんでした。
確かにドアの厚みや閉めた時の重厚感はあったのですが、走行中の静粛性はコンパクトカーとしては普通かな。と言った感じです。
営業さんと話をして、あっ、なるほど。と得られたのは、フィットのようなハッチバック(オデッセイやステップワゴンのようなミニバンも含む)は、リアタイヤが室内に入り込んでおり、グレースやAccordのようなセダンは、トランク部分に収まっていることから、ロードノイズをどうしても拾ってしまうので仕方ないのではないか。とのこと。
近いうちに先週末にマイナーモデルチェンジをしたグレースを試乗する予定ですが、その聞き比べを検証してみようと思っています。
何と言っても、Honda Sensingが随分と有用な機能であることを実感したので、次買い換える時はそれが必須になるでしょうね。
いつになるか分かりませんが…(^^ゞ
さて、買いか否かの判定…。
ぶっちゃけ、オデッセイの搭載から始まったHonda Sensing。(間違っていたら御免。)
近所や都市間走行で高速道路は滅多に使わないひとなら、ガソリン車で十分。
グレードは13G・Fで良いでしょう。
ハイブリッドは要らないけど、年に数回高速道路を利用するなら、15XLですね。
ハイブリッドが欲しいなら、Hybrid L Honda Sensingが良いでしょう。200万超えだけど…。
多分、この辺りで購買層が大きく変わりそうですね。
ハイブリッドも欲しいし、Honda Sensingも欲しい人は最低でも250万は積まないと無理です。
これだと、海外のガソリン車でも買えちゃうかも知れません…。
ガソリン車を試乗していませんが、価格的に15XLが一番売れてもいいんじゃないかと思います。
15XLとHybrid Lの価格差が約20万円ですから、この辺が割り切りになると思います。
ぶっちゃけ、私はハイブリッド車は要らないかも。と思いますね。
ハイブリッド車を買うなら、もう30万円追加してグレースを買います。
分野が違うけど。
さてさて、今月末のホンダのニュース速報が楽しみです。
初速はハイブリッド車が売れまくると思いますが、満足度が高いのは15XLだと私は思いますよ。
ちなみに、RSですがこちらは完全に趣味性の高いクルマですので、爆売れは全くありません。
装備充実でMT車が欲しい!人向けのラインナップです(^^)
記事を評価してください(★1つ=悪い、★5つ=良い) この記事の平均評価:





コメント
コメントする
この記事のトラックバックURL
http://www.sir-2.net/dablg/tb.php/5991
トラックバック